Collable、CAMP、ピッケ(グッド・グリーフ) の3団体協働で、障害のある子もない子も一緒に学ぶ場作りのプロジェクト、第4回目を実施しました。
このプロジェクトは、様々な発達状態にあるお子さんが一緒に混じっての活動です。 コミュニケーションをとりたいけれど、そのアクセスがうまくいっていないだけなのではと感じる場面が多々あります。 そして、誰より本人がそれをもどかしく思い困っているように感じます。
彼らはとてもよく周りを観察しています。記憶力も抜群。人の気持ちの読取りが苦手と一般に言われますが、友だちを気遣い、繊細で優しいです。
参加3回目のTくんは、参加初回の6月には、通りがかったファシリテータの手をつかんで要望を伝えることが多かったのですが、今回は、席を立ってそばまでやってきて言葉で質問してくれました。 こちらから伝えるのも言葉でできました。 どの工程でも一番早くにできあがり、次に何をするかもよく覚えているので、次の**をしてよいかと聞いてきます。 そして、透明と分身という抜群のアイディアを思いついてお話にしてくれました。
回を重ねるごと、ますます楽しみに感じています。 個性の振れ幅が大きい子どもたちのおかげで、思いもかけない時間の捉え方や、世界をみる視点に、新しく気付かせてもらえます。 あるいは、子どものときそうだったと思いださせてもらえる、そっちのほうがずっといいなと驚き発見する。 私にとって、表現の、人としての、豊かさに触れられる貴重な時間です。
ブログに詳細を書きました。
写真を、Facebookページ「PeKay」でご覧いただけます。
CAMPさんのレポートページ。