「ピッケのつくるえほん」は、おはなしづくりソフトです。
画面上の簡単な操作で、コブタのピッケや仲間たちを主人公に、おはなしづくり。
プリントすれば、世界で1冊だけのオリジナル絵本を作ることができます。
「ピッケのつくるえほん」は、子どもたちの想像力と創造力を育み、子どもたちの人生を豊かなものにします。
おうちの中で、ぬりえやかくれんぼ。森へ出かけて音楽セッション。紙人形などをつくれる工作コーナーもあります。こちらもあわせて遊んでいただくことで、お話の世界をより深く楽しめます。(「ピッケのおうち」のご利用は無料です)
※ パソコン(Windows/Mac)で。Adobe Flash Player が必要です。
※ 「ピッケのおうち」は 2020年12月末をもって20年の幕を閉じました。
ピッケと遊んでくれた子どもたち、ありがとうございました。
がーこ 日頃はピッケのおうちのバスタブの縁にいる。心が騒ぐと冒険の旅に出る。 ピッケ 元気いっぱい、遊ぶの大好き。 自慢の鼻はクラクションみたいな音がするよ。 |
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まあくん のんびりくまくん。 いつもはらぺこ。 気が優しくて力もち。 ハンモックでお昼寝するのがすき。 |
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みみちゃん ダンスが得意な女の子。 とってもおしゃれさん。 リボンと花が大好き。 |
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うっきー 好奇心旺盛で、 ときにイタズラが過ぎることも。 近眼のためいつもメガネ。 |
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まんねんさん 年齢不詳。 100歳はすぎている。 カメの甲より年の功。 |
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おたまちゃん 大勢の兄弟がいたのに、はぐれてしまった。 無くしたしっぽの行方も気になる。 |
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くりん 声も小さく気も小さい。 つい小さいものを集めてしまう。 ピンチの時 知恵を発揮する。 |
就学前の子どもたちへ
いつも、誰に絵本を読んでもらっていますか?
どんな絵本が好きですか?
パパ&ママといっしょに、ピッケや仲間たちを主人公に、あなたのおはなしを作ってみましょう。文字を入れる、製本するなど難しいところは、パパ&ママに手伝ってもらいましょう。
そしてあなたの絵本ができあがったら、いつも絵本を読んでくれているパパ&ママに、心をこめて読んであげてくださいね。
小学生以上の子どもたちへ
本屋さんで買ったり図書館で借りる絵本、今日は自分で作ってみましょう。
「ピッケのつくるえほん」を使えば、あなたが絵本作家です。
あなたの物語やメッセージを、デジタル絵本で、あるいは紙の絵本にして、大切な家族や友だちに届けましょう。
大人の方へ
幼い頃に、たくさんの「嬉しい・楽しい」を味わうことは、人生を歩んでいく大きな力になると思います。
「ピッケのつくるえほん」が子どもたちに届けたいのは、刺激的な面白さではなく、深い喜びや信頼する心です。
物語を自ら紡ぎ味わうことは、生きる力と思いやる心を育て、子どもたちの人生を豊かなものにすることでしょう。
1995年1月17日、神戸は大きな震災に見舞われました。
灯りの消えた真っ暗な闇の中、地球が怒りをあらわにしたかのようなむきだしの傷口を走る車窓から、変わりはてた町並みを眺めるとき、どうしようもない喪失感に襲われました。
でもその直後、でも大丈夫と思える何かがみぞおちのところに、沸々と湧き上がってきたのです。
自分でも思いもよらぬことで、この根拠のない「でも大丈夫」は、一体どこからきたのだろうかと不思議でした。
その源泉は、幼い日に両親から授かった有形無形の愛情でした。両親から注がれた愛情のおかげで、自分を肯定し人を信頼し未来を信じる「大丈夫」が私の根っこにあるのだと気づきました。それは、普段は顔を出しませんが、人生の困難に出あったとき、さいごのところで支えてくれます。 そのことに、私は深く感謝しました。
幼い頃に、両親やそれに代わる人の愛情に包まれ、良質の「嬉しい・楽しい」を味わうことは、子どもたちの生きる力になります。
物語を創造することは、良質の喜びです。それが両親と共に過ごす時間であるなら尚のこと。
未来を生きる子どもたちに「大丈夫」の源泉を育てることに、ささやかであっても役立ちたいと、「ピッケのつくるえほん」を作りました。
世界中の子どもたちが、喜びと信頼に満ちた豊かな人生を送れるよう願いをこめて。
2009年3月
朝倉民枝
おはなしづくりの楽しさを子どもたちに味わってほして、各地でワークショップをしています。
ワークショップの様子 2009年1月@東京大学福武ホール
午前中は未就学児、午後は小学生を対象に、大切な人へ贈る絵本づくりをしました。
(このムービーは未就学児クラスの記録です)
学校などの教育現場、子ども向け施設、小児医療の場や発達障害の子どもたちの学びにも活用いただいています。
詳しくは、 活動レポートページ、 Facebookページ「PeKay」、ブログでお読みいただけます。
ワークショップやイベント予告などのお知らせは、「NEWS」や Facebookページ「PeKay」をご覧ください。