山梨県立科学館で「星空の下、オリジナルの絵本をつくろう」と題してワークショップが行われました。
科学館のある甲府は、数日前に降った雪がまだ残ってはいるものの晴天。冷たい空気が気持ちよいです。
企画・進行は、星空工房アルリシャの「宙先案内人」高橋真理子さん、裏方で支えてくださるのは跡部浩一さんです。
通常のプラネタリウムのあとに、ワークショップ参加者のためだけに特別な1回が上映されました。 広いドームを少人数で貸切ゆえ、どこでも好きな席に座れます、ドーム前に寝転がっての鑑賞もOKです。大の字に寝そべって見上げる子もいます。 天空は日没を迎え、高橋さんの落ち着いた語り口で、星空へ宇宙へといざなわれます。
続いておはなしづくり。簡単な説明のあとは、思い思いの場所で制作します。 下は3歳から、幼稚園、小学生、中学生、大人まで、ここまで多様な年齢層で作るのははじめてです。 遅い時間での長丁場となりましたが、みんな驚くほど元気に夢中でつくってくれました。 約束事は、いつもの「贈る相手を決める」ということだけにして、テーマを星や宇宙に縛ることも特にしなかったのですが、 星や宇宙テーマの作品や重要な場面で夜空が使われるなどの作品が多くありました。
発表会は、ドームの巨大なスクリーンに投影してまるで映画館のようです。 終わってからのふりかえりでは、「感想を言いたい人」の呼びかけに、小さな子たちが自らすすんで「絵本が作れて楽しかった」とマイクを手に発言してくれました。
1月17日という日に、神戸を離れてはいても、子どもたちとこうして過ごせるということは、ほんとに幸せでありました。招いてくださった科学館の皆さん、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。おかげで忘れられぬ日となりました。
ブログでは子どもたちの作品も紹介しています。
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